🏯今日の「ヲタの迷走ぶろぐ城・使徒襲来の館」の鑑賞録は、1995年にTV放送された深夜アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の当時のTV放送視聴(深夜放送含む)からによる回顧、および配信先動画視聴からの感想、考察などをエヴァ誕生30周年を記念して投稿しています。

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【新世紀エヴァンゲリオン:どんなアニメ作品?】
- 作品タイトル名:『新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン)
- 放送期間・放送局など:1995年10月~1996年3月にかけてテレビ東京系列他で放送されたGAINAX制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品。略称は「エヴァンゲリオン」、「エヴァ」、「EVA」。
- 作品監督などについて:庵野秀明さん原作(放送当時はGAINAX原作)・監督によるSFアニメ作品です。
【新世紀エヴァンゲリオン:あらすじ】
西暦2015年。第3新東京市に、さまざまな特殊能力を持つ「使徒」が襲来してきました。碇シンジは、人類が“使徒”に対抗する唯一の手段である人型決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦者に抜擢されてしまいます。今、人類の命運を掛けた戦いの火蓋が切って落とされます…
【新世紀エヴァンゲリオン:全エピソード】
(エピソード・全26話)
第壱話・使徒、襲来
第3新東京市に降り立った少年・碇シンジを出迎えたものは、使徒と国連軍との戦闘であった。特務機関ネルフの本部へ向かったシンジは、父と再会し、エヴァンゲリオンへの搭乗を促されます。23分
第弐話・見知らぬ、天井
EVA初号機に搭乗したシンジは、使徒との激闘の末、生還する。ミサトに引き取られることになったシンジ。知らない町、知らない人々、知らない天井。シンジの脳裏をかすめる使徒との激戦の追憶。23分
第参話・鳴らない、電話
シンジはEVAのパイロットであるという事が発覚し、ざわめき立つクラスメイト。EVAと使徒との戦闘で負傷した妹を持つトウジとの対立。シンジの気持ちは誰にも理解されないのか? 23分
第四話・雨、逃げ出した後
現実から逃避するように第3新東京市を、あてどなく彷徨するシンジ。クラスメイトのケンスケとの出会いは一時の安らぎを与えたが、翌朝、ネルフの大人達により連れ戻されてしまう。23分
第伍話・レイ、心のむこうに
感情を表に出さず、他人と必要以上の接触をしようとしない少女・綾波レイ。シンジは、自分よりも父に近い位置にいる彼女に興味を持ち接近するが、彼女はシンジに心を開こうとはしない。 23分
第六話・決戦、第3新東京市
ほぼ完璧な能力を有する使徒に対し、ミサトは日本の電力を総動員し、極大エネルギーの陽電子砲で射程外からの超長距離射撃で撃滅する「ヤシマ作戦」を立案、実行に移す。23分
第七話・人の造りしもの
ネルフのEVAに対抗し、日本重化学工業共同体は巨大人型自走兵器J.A.(JET ALONE)を建造。ミサトとリツコが出席した完成披露会場でJ.A.は、突如暴走を始める。ミサトは単独でJ.A.に乗り込むが…!? 23分
第八話・アスカ、来日
ミサトとシンジら4人は、EVA弐号機を搬送中の太平洋艦隊へ。そこには、セカンドチルドレン、惣流・アスカ・ラングレーと、ミサトの元恋人の加持リョウジとの出会いが待っていた。 23分
第九話・瞬間、心、重ねて
弐号機が一刀両断した第七使徒は2体に分離再生し、EVAを倒す。2体の使徒を倒すのは、両方の核に同時に荷重攻撃を加えるしかない。ミサトはシンジ、アスカのユニゾンの訓練を開始する。23分
第拾話・マグマダイバー
羽化前の第八使徒が浅間山の火口内で発見された。ネルフは使徒を生きたまま捕獲・回収する作戦、A-17を発令。3体のEVAのうち、唯一極地戦用特殊装備に対応可能な弐号機を駆り、アスカは
火口へ降下する。23分
火口へ降下する。23分
第拾壱話・静止した闇の中で
ある朝、第3新東京市は停電にみまわれた。ゲンドウと冬月は外部の人間による謀略と判断、マギとセントラルドグマの維持に奔走する。そこへ襲来する第九使徒。シンジたちはネルフ本部へ向かう。23分
第拾弐話・奇跡の価値は
大気圏外より自らを落下させて、ネルフ本部に直接攻撃を仕掛けようとする第拾使徒。本部で指揮を執るミサトは、勝率0.00001%の作戦を提唱する。だがリツコはそれを私的な復讐心だと指摘する。23分
第拾参話・使徒、侵入
初めてネルフ内部に侵入した第拾壱使徒は、細菌サイズの微少なものだった。猛烈な勢いで進化しながら施設を汚染していく使徒。やがて使徒はマギシステムをハッキング、ネルフ本部の自爆を提訴する。23分
第拾四話・ゼーレ、魂の座
人類補完委員会の招集を受けたゲンドウは、本部に使徒が侵入したことを否定する。ネルフ本部では、パイロットと機体との相互互換試験が行われていた。 23分
第拾伍話・嘘と沈黙
父への思いと恋人の想いを整理しきれずに悩むミサトを、加持は優しく受け止める。だがミサトは、加持がネルフに所属していながらネルフを内偵していることを知っていた。 23分
第拾六話・死に至る病、そして
第拾弐使徒レリエルは、ディラックの海と呼ばれる虚数空間を持っていた。油断していたシンジは、初号機ごと使徒の内部に取り込まれてしまう。生死の境目を漂い、自問自答を繰り返すシンジは…!? 23分
第拾七話・四人目の適格者
ネルフ第2支部はEVA四号機と共に消滅した。EVA参号機はネルフ本部にて起動試験が行なわれることとなる。マルドゥック機関により、選ばれる専属パイロット…フォースチルドレン。そして…!? 23分
第拾八話・命の選択を
米国からEVA参号機が日本に到着、ミサト達は起動試験のため松代に向かう。シンジ、レイ、ヒカリそしてトウジはそれぞれの思いを胸に前日を過ごす。そして、試験開始直後、参号機が暴走する。 23分
第拾九話・男の戦い
ゲンドウの冷徹さに怒るシンジは、EVAを降りる決意を固める。第3新東京市を去ろうとするシンジ、そのとき襲来する第拾四使徒。それは圧倒的な力でネルフ本部を蹂躪していく。 23分
第弐拾話・心のかたち人のかたち
初号機とのシンクロ率が400%に達したシンジは、戦闘後もEVAから降りることはなかった。彼の肉体はLCLと融合したのだ。シンジを救出すべくリツコたちによるサルベージ作戦が計画される。23分
第弐拾壱話・ネルフ、誕生
ゲンドウの独断先行を憂慮するゼーレは、冬月を誘拐し詰問する。軟禁状態の中、冬月の脳裏に1999年のユイやゲンドウとの出会いから、現在に至る出来事が走馬灯のように甦る。 23分
第弐拾弐話・せめて、人間らしく
異常なまでのシンクロ率の低下を一番深刻に受け止めているのはアスカ自身だった。自分の存在意義を賭し、使徒迎撃に出撃するアスカ。だが、沈黙したままの弐号機にプライドは打ち砕かれる。 23分
第弐拾参話・涙
新たなる使徒によりレイは心身を侵食されてしまう。救出のため、ゲンドウは初号機を起動。だが、シンジもまた使徒によって侵食されそうになった。そのとき、レイはある決断をする。 23分
第弐拾四話・最後のシ者
フィフスチルドレンとしてきた少年、渚カヲル。シンジは彼を唯一語り合える存在として意識するが、カヲルはゼーレによって遣わされた存在であった。シンジは過酷な選択を迫られる。 23分
第弐拾伍話・終わる世界
シンジは、深き闇の中で、自らの存在理由を自問する。果たして彼の心の舞台に現れしものは何か? 全てを拒絶し、自己の存在すら危うい少年に、救いの手はあるのか? 23分
最終話・世界の中心でアイを叫んだけもの
欠けたヒトの心を埋める。それが人類補完計画の真実なのか? シンジは自己の内宇宙を漂い、己の不安と向き合う。全ての世界はひとりの少年の心が産み出した幻影なのか? 心の旅の果てにシンジが見たモノとは? 23分
【新世紀エヴァンゲリオン:主なキャスト】
(声の出演)
- 碇シンジ:緒方恵美
- 葛城ミサト:三石琴乃
- 赤木リツコ:山口由里子
- 綾波レイ:林原めぐみ
- 惣流・アスカ・ラングレー:宮村優子
- 碇ゲンドウ:立木文彦
- 冬月コウゾウ:清川元夢
- 日向マコト:結城比呂
- 伊吹マヤ:長沢美樹
- 青葉シゲル:子安武人
- キール・ローレンツ:麦人
- 鈴原トウジ:関智一
- 相田ケンスケ:岩永哲哉
- 洞木ヒカリ:岩男潤子
- 加持リョウジ:山寺宏一
- 渚カヲル:石田彰
- 他
Eva-01 vs Sachiel VO HD (Rebuild)
★『新世紀エヴァンゲリオン』のぶちゃんのメローな懐想・考察など
30年前、平成日本が生んだ伝説のメガヒットアニメ作といえば、本作『新世紀エヴァンゲリオン』のこと。初見の時の、例えようのないシビレル感激は今でもしっかり覚えています。以前、2022年に感想記事を投稿していましたが、30周年という節目とサイト移転にともないリニューアル投稿しています。
色々なアニメ作品を観てきましたが、私にとってシビレルアニメと言えば、本作『新世紀エヴァンゲリオン』です~。
『宇宙戦艦ヤマト』に育てられたという庵野秀明監督、GAINAX(2024年6月5日破産手続開始決定)によるSF作品です。繊細で精緻な心情表現だけにとどまらず、リアルなメカ描写、めくるめく謎めいた設定に衝撃的な展開など数多くの見どころで今でも多くのファンを惹き続けています。
初見当時、友人達からも・・・
「観た~?」
「観た、観た、!!」
「何かよくわからんちゃけど、面白いね~」
アニメ、漫画好きな人たちが、集まって思い切りこんなアニメを創ってみたかった、という感じが言葉でなく観ていて伝わってくるものがあります。
個人的には、庵野秀明監督の私小説っぽいイメージから誕生したのかなあ~?との印象もあります。SF設定も斬新で、キャラも魅力的。そして複雑な謎めいたストーリーで多くの視聴者を惹きつけた本作ですが、その映像のスタイリッシュさはそれまでのアニメ作にはなかったものです。オープニングソング「残酷な天使のテーゼ」のアニメーションやエピーソードタイトルのL字配置演出など、それまでのロボットアニメとは一線を画しています。
さらに注目を集めたのは、最終回直前の第25話と最終話。この2つのエピソードは難解で意味不明と話題になり、数多くの考察がなされるようになりました。mmm~?
実際には制作スケジュールの崩壊と制作費が底をついたことからのようですが、苦肉の策だったのでしょう。多くの視聴者はこの幕切れに劇場版への期待をつのらせました。
でも、エヴァが誕生した1995年というのは・・・
今までに見たことがなかった、阪神・淡路大震災が発生し、約6,400人もの多くの人命が失われました。オウム真理教が、不特定多数相手に地下鉄サリン事件をひき起こし、13人が死亡、約6,300人が負傷する事態が発生。
PHS(簡易型携帯電話)がサービスを開始し、携帯電話の普及が進みはじめる(それまではポケベルの時代だったんですよ。私もPHS販売してたんですよね~(笑))
政治にも変化(無党派知事が都知事、大阪府)が注目されるようになります。
埼玉愛犬家連続殺人事件や大阪連続バラバラ殺人事件などの凶悪犯罪まで発生。社会に、人間に大きな打撃と動揺・不安を与えました。
こうした社会背景もあってか、エヴァの作品のもつ近未来的なリアルさや戦闘のグロさも、繊細な人間関係を描いたストーリーなどが、現実社会の情報の多様化、価値観の変化、将来に対する不安みたいな空気が混ぜ合わさってか、そして一人一人の感性をくすぐったのではないかな~とも個人的には思ったりもしています。
実際に当時、仕事場でも部下に向かって「動け、動け、動け~~」とか発する人もけっこういたし(笑)、女の子でも怒ると平気で「あんたバカぁ?」なんてよく聞きましたよ~(^∇^)
そして人気に拍車をかけたのが、1997年、劇場版の公開にあわせて深夜に再放送されたことです。大人の視聴者の目に留まるようになります。それまでは深夜帯放送の視聴率というものは2%取れれば上々のところを、「エヴァ」は5~6%の視聴率をとったのです。倍ですよ倍~(;゜0゜)カラオケに行ったら、女の子が一人ではなく必ず二人以上で「残酷な天使のテーゼ」を熱唱してるんですよ~。
「あたしたちってバカぁ~」とかストレス解消でぶちかましてるんですよ~(爆笑)
また、2004年にはパチスロ機にまで「CR新世紀エヴァンゲリオン」が登場し、それまでアニメを見ていなかった上の世代も作品やキャラクターを知ることになります。綾波レイちゃんのカットイン(確変確定)で興奮してレイちゃんに向かって手を合わせて拝む人も多かったのでは?
そうして社会のあらゆる方面で知名度と人気を上げた「エヴァ」は、幅広い世代に支持されるようになったのです。私はこの『新世紀エヴァンゲリオン』は、人それぞれの個性的な視点、感性で観るアニメ作品だと個人的には感じています。人それぞれ感じるところは違いますが、エヴァも本作以降公開されてきましたが、わからなくなったらこの1995年の『新世紀エヴァンゲリオン』原点に戻るとよいと思います。

さらにいろんな面白さも発見できると思います。
お勧め度👍👍👍👍👉
個人的な主観ですが、お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを
👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
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★『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年、タツノコプロ、GAINAX、全26話、)
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★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【新世紀エヴァンゲリオン:製作スタッフ】
- 企画・原作:GAINAX →庵野秀明
- 企画:Project Eva.
- 掲載:角川書店、月刊少年エース
- 監督:庵野秀明
- キャラクターデザイン:貞本義行
- メカニックデザイン:山下いくと、庵野秀明
- 副監督:摩砂雪、鶴巻和哉
- 美術監督:加藤浩
- 色彩設定:高星晴美
- 撮影監督:黒田洋一
- 編集:三木幸子
- 音響監督:田中英行
- 音響制作:オーディオタナカ
- 効果:野口透(アニメサウンド)
- 特殊効果:太田憲之
- CG制作:GAINAX SHOP
- 音楽:鷺巣詩郎
- 音楽協力:テレビ東京ミュージック
- OPアニメーション:作画 / 本田雄、長谷川眞也 演出 / 鶴巻和哉
- EDアニメーション:摩砂雪
- 広報:穴見礼(テレビ東京)、佐藤裕紀(GAINAX)[注 1]
- アニメーション制作:タツノコプロ、GAINAX →タツノコプロ[注 1]
- プロデューサー:小林教子(テレビ東京)、杉山豊(NAS)
- アニメーションプロデューサー:植田もとき、内山秀二、山賀博之
- 製作:テレビ東京、NAS
- 放送期間:1995年10月4日~1996年3月27日 全26話
【新世紀エヴァンゲリオン:主題歌】
オープニングテーマ
「残酷な天使のテーゼ」MUSIC VIDEO(HDver.)/Zankoku na Tenshi no Te-ze“The Cruel Angel’s Thesis”
- 「残酷な天使のテーゼ」
- 歌 – 高橋洋子
- 作詞 – 及川眠子 / 作曲 – 佐藤英敏 / 編曲 – 大森俊之
エンディングテーマ
Fly Me To The Moon – Claire
- 「FLY ME TO THE MOON」
- 歌 – CLAIRE
- 作詞・作曲 – Bart Howard / 編曲 – Toshiyuki Ohmori
演出:テーマ曲はジャズのスタンダード・ナンバーでです。アニメーションのシンプルさに対し、曲は全部で14のバージョンが使われ、ボーカルもクレジットされているCLAIRE以外に、OPを歌う高橋洋子や、本編出演者である林原めぐみ(「Rei」名義)が歌ったものなどが使われ、色彩も複数のバージョンがあります。
★エンディングで、ジャズのスタンダードナンバーを使用するというハイセンスの企画演出です。私のアニメ仲間でもこのエンディングでメロメロになったファンが多いです。

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