🏯今日の「ヲタの迷走ぶろぐ城下・食堂街」のアニメ視聴録は、2017年に深夜放送されていたテレビアニメ「異世界食堂」です。テレビアニメの感想・考察・レビューを投稿しています
懐かし度‐
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【異世界食堂(第一期):どんなアニメ作品?】
- 作品タイトル名:『異世界食堂』(いせかいしょくどう)
- 原作:犬塚惇平さんによるライトノベル(なろう系)が原作。2013年1月4日より小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されています。現在も不定期ですが、新作が発表されています。『異世界居酒屋「のぶ」』とともに、「異世界+グルメ」のジャンルでは先駆け的存在の作品。
- テレビアニメ作品タイトル名:『異世界食堂』(いせかいしょくどう)
- 放送期間:2017年7月から9月までテレビ東京ほかにて第1期が放送されました。そして2021年4月、第2期『異世界食堂2』の制作が発表され、同年10月から12月まで同局ほかにて放送されました。
👉『異世界食堂』公式サイト
【異世界な食堂のプロファイル】
〔洋食のねこや〕
先代店主が、50年くらい前に始めた料理屋です。約10年前に現在の店主が引き継ぎました。看板に「洋食」とあるが、洋食以外のメニューもあります。料理を注文すれば、なんとライス、パン、スープは無料でお代わり自由です。通常メニューは基本的に1品1000円くらいまでの価格のようです。営業時間は11時から15時までのランチタイムと、17時から21時までのディナータイムの営業です。オフィス街にあるという立地上、サラリーマンの利用客が多いです。まあ、休日は閑散としているので、対外的には「土日が定休日」です。
〔異世界食堂〕
土曜日だけ異世界とつながるようになった「ねこや」は、異世界の住人を客とした「特別営業」をするようになり、いつしか彼らから「異世界食堂」と呼ばれるようになったのです。人間以外の種族、異世界からの客も来店する料理店です。

▲定食のねこやの土曜日になるとあらわれるドア。

【異世界食堂(第一期):あらすじ】
ある商店街の一角にある、ネコの絵が描かれた看板が目印の創業70年の老舗食堂「洋食のねこや」。その扉は週に1度、特別営業の土曜日にだけ異世界とつながっていた。ねこやを訪れる生まれも文化も種族も違う異世界の客たちは、絶品の料理に舌鼓を打つのです…
【異世界食堂(第一期):全エピソード】
〔エピソード・全12話〕
第1話 ・「ビーフシチュー」「モーニング」
世界6柱の1柱とも呼ばれる伝説の竜・赤の女王は数多くの財宝を持っていたが、中でも一際大事にしているものがあった。それはどんな金銀宝物でもなく、週に一度現れる扉の中にあり…。(「ビーフシチュー」)23分
第2話・「メンチカツ」「エビフライ」
「今日はドヨウの日、廃坑に行く」曾祖父の日記を頼りに訪れた廃坑の奥で、トレジャーハンターのサラは謎の扉を見つける。意を決して扉を開けると、そこには見たこともない“料理屋”があった。(「メンチカツ」)23分
第3話・ 「ミートソース」「チョコレートパフェ」
異世界の商人トマスはさまざまなパスタソースを発明し、「料理発明の天才」と称えられていたが、ある秘密を抱えていた。トマスは孫のシリウスを連れ、とある場所へと向かう。(「ミートソース」)23分
第4話・ 「オムライス」「トーフステーキ」
青尻尾一族には、一族の勇者が七日に一度突然現れる扉を通って、異世界の料理を持ち帰ってくる風習がある。大事な役目のために準備をしていた勇者・ガガンポが、異世界へ向かう時がやって来た…。(「オムライス」)23分
第5話・ 「カツ丼」「プリンアラモード」
異世界食堂を先代店主が切り盛りしていた頃の話。剣神・アレクサンデルに敗北した魔族のライオネルは、闘技場でただ死の運命が訪れるのを待っていた。だが、ある扉を見つけ、運命が大きく変わる。(「カツ丼」)23分
第6話・ 「サンドイッチ」「じゃがバター」
サラとハインリヒがメンチカツサンドとエビカツサンド論争を繰り広げるねこや。そこへ、各々好物を食べていたほかの常連客が参戦し、どのサンドイッチが1番美味しいか、論争が始まってしまう。(「サンドイッチ」)23分
第7話・ 「カレーライス」「チキンカレー」
海戦で行方不明となった伝説の将軍アルフォンス・フリューゲル。たった一人で絶海の孤島に流れ着いておよそ20年、ついに島を離れる日がやって来るが、助かったはずの彼の表情は物惜し気で…。(「カレーライス」)23分
第8話・ 「ハンバーグ」「クッキーアソート」
溺れていたところを人魚のアルテに助けられた青年・ロウケイ。礼として銀貨10枚を要求されたロウケイは、彼女が何のために銀貨を欲しがったのか気になってしまう。その理由をアルテに問うと…。(「ハンバーグ」)23分
第9話・ 「シーフードフライ」「クリームソーダ」
ドワーフのギレムとガルドは「旨い酒と魚を出す店」に向かうために山を登っていた。魚といえば海のはずが、山に向かうギレムに憤るガルドだが、何もなかったはずの小屋に扉が現れ…。(「シーフードフライ」)23分
第10話・ 「クレープ」「納豆スパ」
フェアリーが住む花の国に、ある日突然不思議な扉が現れた。国の女王・ティアナは、フェアリーたちを率いて扉の中に侵入することに。扉をくぐったその先には、見たことのない光景が広がっていた。(「クレープ」)23分
第11話・ 「カルパッチョ」「カレーパン」
セイレーンの少女・イリスと少年・アーリウスは巣立ちの時期を迎えていた。イリスが巣立ちの場所に提案したのは、かつてキマイラを倒した人間が住む島。2人は下見だけとその島に向かい…。(「カルパッチョ」)23分
第12話・ 「とん汁」「コロッケ」
いつものようにねこやに出勤したアレッタ。だが、店内がいつもと違う匂いに包まれていることに気付く。店主によると、そのわけは月に1度しかない「肉の日」に出すとん汁の匂いだと言い…。(「とん汁」)23分

▲黒〈クロ〉
本作のヒロインの一人です。異世界では神として敬われている『七色の覇王』(6柱の竜)の1柱で、数万年を生きているのです。本来は黒い竜の姿ですが、「ねこや」を訪問する際はエルフの少女の姿に変身し、店内では黒いウェイトレス服をまとっています。
普段は月に住み、月面に現れた食堂の扉に関心を持ち「ねこや」を訪れます。元来、食事なんて必要ないのだけど、そこで食べた店主の新作チキンカレーに興味を持ち、「ねこや」でチキンカレーを食べ続けることにしたのです。無力な者を即死させるほどの闇の力を無意識に振りまくため、「ねこや」に来る時はその力を最大限に抑えます。意思疎通の際は、クロの声は受け手にはテレパシーか何なのかわかりませんが、頭の中に直接響いてくるように聞こえています。「ねこや」で働くことになりますが、店主もロレッタもその存在感には尻込みしてしまいます…
【異世界食堂(第一期):主なキャスト】
〔声の出演〕
店主:諏訪部順一
アレッタ:上坂すみれ
クロ:大西沙織
サラ:安野希世乃
赤の女王:伊藤静
アルトリウス:清川元夢
タツゴロウ:大塚芳忠
アルフォンス:立木文彦
ハインリヒ:杉田智和
TVアニメ「異世界食堂」本PV
★『異世界食堂』・第一期 メローな懐想・考察など
本作のタイトルにあるように現在では、異世界・転生もののアニメジャンル、今では数多くの作品がありますが、昭和の昔ならファンタジーという一言でざっくり片付けられていると思います。意外と昭和生まれのシニアでも現在の異世界・転生ジャンルのアニメをじっくり視聴すると、なかなか素敵な味のある作品が多いと思います。本作品を「ヲタの迷走ぶろぐ城」で再度ピックアップしたのは、天守閣城編で関連してきますので。
本作『異世界食堂』は、人間をはじめ、魔族や竜族といった異世界の住人が、不思議なドアから現代日本の洋食屋に来店。この店では現代?の日本人の料理人が料理を作ります。そして一癖も二癖もありそうな異世界の住人たちが、その料理を食べたお客も何皿もおかわりして帰る。み~んな、好きな物が決まってて同じのばかり食べてます。でもすごく美味しそうで視聴するこちらまで真面目な話、お腹が空いてよだれがでてきます。お客さんの美味し~い料理に身も心も温められる姿にはほっこりさせられますよ。
私が最初に深夜テレビで初見視聴した時、いきなり食堂の中で異様な姿の生き物が美味しそ~うに食する姿は、「彼らはデーモン族ですか??(w~)」と思ったほど。そして異世界につながっている定食のねこやの看板。まさしく「ドラちゃんのどこでもドアではないですか??(w~)」。食堂内のデザインも凄くおちついたもので、作品全体に不思議な懐かしさが漂う雰囲気があります。でも個人的には私を釘付けにしたのは、ヒロインアレッタ。そのめちゃ可愛いキャラデザには惹かれました。キャラデザインばかりでなく、設定・展開もなかなかよいのです。
異世界の客たちも客同士が「ねこや」での出会いから、自分たちの世界で新たな関係を築いていったり、異世界でのできごとが様々な客の視点から語られたりする演出がけっこうあって、エピソードそのものは独立してるけど、料理だけを軸としているものだけに焦点を当てているわけではないので異世界のファンタジーワールドも素敵に味わうことができます。特に7話の「カレーライス」「チキンカレー」あたりから広大無辺の異世界観がとてつもなく広がってきます。
基本的に本作品だけで楽しめるように書かれていますが、作中で語られない設定(裏設定)があることが多いらしいけど、本作だけで充分楽しめますよ。
美味しい料理には、ほんと人の心まで癒す力があるのだということを感じさせてくれる異世界ファンタジー作です。おすすめですよ🥩

▲アレッタ。(声:上坂すみれ)
本作のヒロインの一人です。「ねこや」でウェイトレスをしている魔族の少女。「ねこや」との出会いは、両親を亡くして出てきた王都で、たまたま見つけた食堂の扉に飛び込んでしまい、あまりの空腹で厨房にあった食べ物を食べて満足して寝込んでいたところを店主が見つけます。今までの身の上話を聞いた店主が、「仕事を探している」というアレッタの言葉で、給仕として雇われることになるのです。以後、店主のことは「マスター」と呼ぶようになりました。
お勧め度👍👍👍👍👉
個人的な主観ですが、お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを
👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
【本日のおすすめ作品「異世界食堂」:配信先】
◆『異世界食堂』第一期(2017年、SILVERLINK、全12話)
★配信サイト
★アニメタイムズ 見放題
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★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
- ★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【異世界食堂:製作スタッフ】
- 原作:犬塚惇平(ヒーロー文庫/主婦の友社刊)
- 原作:ラストエナミカツミ
- 監督・シリーズ構成:神保昌登
- キャラクターデザイン:佐野隆雄・佐野恵一
- プロップデザイン:森木靖泰
- 美術監督:片平真司
- 色彩設計:水本志保
- 撮影監督:佐藤敦
- 編集:近藤勇二
- 音楽:辻林美穂/TOMISIRO
- 音楽製作:フライングドッグ
- 音響監督:土屋雅紀
- 音響制作:グルーヴ
- アニメーション制作:SILVERLINK.
- ジャンル:ファンタジー、料理・グルメ、日常・ハートフル、異世界
【異世界食堂(第一期):主題歌】
オープニングテーマ
『One In A Billion』Music Video(2 chorus.ver)/Wake Up, May’n!【TVアニメ「異世界食堂」オープニングテーマ】
「One In A Billion」
歌・Wake Up, May’n!(Wake Up, Girls!×May’n)、作詞・藤林聖子、作曲・渡辺未来、編曲・R・O・N。
エンディングテーマ
ちいさなひとつぶ Music Video(ショートサイズ)/安野希世乃
「ちいさなひとつぶ」
歌:安野希世乃、作詞・西直紀、作曲・さかいゆう、編曲・河野伸
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