✑今月8日、漫画家の鳥山 明先生ご逝去の報を聞き、世界中でさみしい思いをされたかたが多いことと思います。鳥山先生の力強い明るさにあふれた作品が忘れられません。ご家族、先生を支えてこられた多くの皆様も寂しいお気持ちでいらっしゃるかと存じます。まずは、心からお悔やみ申し上げます。
▲鳥山明先生の画像はネットより引用させていただいております。
★鳥山先生は、1978年に『週刊少年ジャンプ』読み切り作品でデビューしています。集英社のジャンプ系列誌にて代表作『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』などを発表してゆき、瞬く間に人気漫画家として名を馳せていきました。
当時、先生の漫画を初読みしたとき、私が超驚いたのは、その世界に登場してくるキャラクターの限りないパワーとそのハイクオリティーな質感です。
昭和の漫画もアニメも黎明期から追っかけておられるファンの方なら、すぐ気づくことなのですが、鳥山先生の漫画には今までになかったシンプルな背景、質感ある筆線、極めて細部まで丁寧に描写していくスタイル(特に『Dr.スランプ』に顕著にみられます)には感動しました。しかし、この質感は絶対、だれでも真似のできない素晴らしいシンプルなデザイン漫画と称してもおかしくないと思います。後で鳥山先生が高校生のころからデザインを勉強されていたことを知り、得心した次第です。
また鳥山先生は、愛知県のご出身ということは広く知られているところですが、私も昔名古屋で仕事をしていたおり、作品がヒットしていくたび東海地域のみなさんにとって、街の誇りとして鳥山先生の存在感は圧倒的なものであることを肌身にしみました~(鳥山先生の像、創らんといかんがや~(笑))
そして先生自身が生まれた街、名古屋をこよなく愛していたことはその活動ぶりからも賢察できます。当時漫画家の方といえば、名をあげると華の東京へと去っていったものでしたが、鳥山先生においては原稿を当時は小牧空港から航空便で東京に原稿を送っていました(このことは地元の方であれば皆知ってました)。
地元愛の深かった鳥山先生である。敬礼~(`・ω・´)ゞ
戦国時代、尾張生まれの織田信長が天下布武と称して、天下を統一しようと試みましたが、その時代は秀吉の力で成ったもののその野望ははてることなく他国に攻め入らんとした歴史は皆様もご周知のとおり。
今の時代にあって、鳥山先生の漫画にかける情熱は、ペンの力をかり、なんと国境、民族、文化、言語、習慣を越え、世界80か国以上のみんなの夢や希望を繋げていったのです。
2024年3月1日、急性硬膜下血腫のため死去。68歳にて去られました。おそらく若いころから大分無理もなされたのでしょう。体を厭えば、まだがんばれたのではないかとも感じますが、突然の早すぎる死に、私、ショックです…
鳥山先生の訃報は同8日に『週刊少年ジャンプ』公式サイト、集英社、バード・スタジオおよびカプセルコーポレーション・トーキョーの連名で公表されました。
ちぇんちぇ~(;_;)
ちぇんちぇ~(;_;)
ちぇんちぇ~~(;_;)
バイちゃあああ~~~(;_;)
ありがとう~ちぇんちぇ~~
ありがとう~
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
(鳥山明先生の受賞歴)
1981年:第27回小学館漫画賞 少年少女部門受賞(『Dr.スランプ』)
2000年:第4回文化庁メディア芸術祭 デジタルアート・インタラクティブ部門大賞受賞(『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』)
2006年:日本のメディア芸術100選 マンガ部門3位選出(『ドラゴンボール』)
2013年:第40回アングレーム国際漫画祭 40周年記念特別賞受賞
2019年:フランス芸術文化勲章シュバリエ受章
✑ 今日のアニメの徒然小道では、鳥山先生のご逝去を悼み、鳥山先生がキャラクター原案を務めた『ドラゴンクエスト《勇者アベル伝説》』を簡潔にご紹介したいと思います。
【ドラゴンクエスト《勇者アベル伝説》:どんな作品?】
エニックスの人気RPG『ドラゴンクエストシリーズ』をもとにした、オリジナルストーリーのアニメです。同シリーズは『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(1988年発売)が日本において社会現象となるほどの大ヒットを生み出し、さまざまなメディアへ展開しました。もともと漫画やアニメがテレビゲーム化されることは多かったのですが、逆にテレビゲームがアニメ化されるのは当時としては珍しいケースでした。
キャラクター原案は、原作ドラゴンクエストシリーズと同じ鳥山明さんで、本作品の主要キャラクターのデザインイラストを描きおろしています。
【ドラゴンクエスト《勇者アベル伝説》:あらすじ】
邪悪な大魔王・バラモスは伝説の竜を蘇らせるため、赤き珠の継承者・ティアラを連れ去ってしまいます。彼女の幼馴染・アベルは、ティアラと世界を救うために旅立ちます。魔法使いのヤナックや女戦士デイジィらを仲間に加え、勇者アベルの冒険が始まります!
【ドラゴンクエスト《勇者アベル伝説》:配信先(DMM TV)視聴】
★『ドラゴンクエスト《勇者アベル伝説》』(1989年、全42話、プレミアム)

◀鳥山先生のデザインするキャラクター群。
明るさや元気あふれるキャラ。先生の創造力と描写は、みんなを元気にさせる力があります。
あの日、勇者だった全ての人へ…。胸おどる冒険をもう一度!超人気RPGをアニメ化!
他配信サイト
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★ⅾアニメストア
★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【ドラゴンクエスト《勇者アベル伝説》:製作スタッフ】
- 原作:エニックス、バードスタジオ、アーマープロジェクト、チュンソフト
- 原案:堀井雄二
- キャラクター原案:鳥山明
- 原作音楽:すぎやまこういち
- 総監督:りんたろう、山田勝久 (1話 – 12話)→ 神田武幸(13話以降)
- シリーズ構成:山田隆司
- アニメーションキャラクター・総作画監督:金沢比呂司
- 美術監督:金村勝義
- 撮影監督:森下成一
- 音楽:ミッキー吉野 → ミッキー吉野、KAZZ TOYAMA(外山和彦)
- 音響監督:三間雅文
- プロデューサー:茂垣弘道、大徳哲雄、小平正夫 → 茂垣弘道、山崎立士
- 制作協力(アニメーション制作):スタジオコメット
- 制作:フジテレビ、NAS
- 放送局:フジテレビ系列
- 放送期間:1989年12月2日~1990年9月22日(第1部)、1991年1月11日~4月5日(第2部)
- 話数:全43話(第1部:全32話、第2部:全11話)
お勧め度👍👍👍👍👉
個人的な主観ですが、お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを
👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
【ドラゴンクエスト《勇者アベル伝説》:主題歌】
第一部(注:本作第一部にはOPはありません)
エンディングテーマ
▲德永英明 – 夢を信じて
德永英明
「夢を信じて」(第1話~第26話)
作詞 – 篠原仁志 / 作曲 – 徳永英明 / 編曲 – 瀬尾一三 / 歌 – 徳永英明
▲【MAD】ドラゴンクエスト 25周年記念 虹の都 DRAGONQUEST 25th ANNIVERSARY AMV
「虹の都」(第27話~ 第32話)
作詞 – 有村一番 / 作曲 – 青木秀麻呂 / 編曲 – カブキロックス & 佐藤宣彦 / 歌 – カブキロックス
第二部
オープニングテーマ
▲Dragon Quest: Yuusha Abel Densetsu OST- 29 Mirai wo Mezashite
rinkunokoisuru
「未来をめざして」
作詞 – 天野滋 / 作曲 – 松本俊明 / 編曲 – 見岳章 / 歌 – 古谷徹
エンディングテーマ
▲Dragon Quest: Yuusha Abel Densetsu OST- 30 Niji no Brand-New Day
rinkunokoisuru
「虹のBRAND NEW DAY」
作詞 – 天野滋 / 作曲 – 松本俊明 / 編曲 – 見岳章 / 歌 – 勝生真沙子
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