🏯今日の『ヲタの迷走ぶろぐ城・波動ドック』のアニメ視聴録は、1978年に劇場公開されたSF長編アニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー』の当時の劇場鑑賞、および配信先動画視聴からの感想、考察などを投稿しています。

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【さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー:どんなアニメ作品だった?】
- 作品タイトル名:『さらば宇宙戦艦ヤマト ‐愛の戦士たち‐』アニメファン、ヤマトファンの間では、通称は「さらば」「さらヤマ」などと呼ばれることが多い。2017年に『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』としてリメイクされ、TV放映されています。
- 作品公開年など:1978年8月5日に東映洋画系で公開された長編アニメーション映画です。本作は、TVアニメ版『宇宙戦艦ヤマト』の続編であり、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の第3作にして劇場版第2作にあたります。総集編だった劇場版第1作とは違った、完全新作のオリジナルストーリーとなります。
- 作品監督:舛田利雄

テレビ放送50周年記念映像 「宇宙戦艦ヤマト」の軌跡
参考書籍
- 『キネマ旬報』1978年8月上旬号、「西崎義展 自らの人生を映画にかける」
- 『ロマンアルバムDELUXE11 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』1978年徳間書店(ロマンアルバムデラックスシリーズ)
【さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー(1978年版):あらすじ】
西暦2201年。あのガミラスとの戦いからヤマトが無事帰還してから1年が経ち、もとの環境を取り戻しつつあった地球に、白色彗星の脅威が迫っていました。そんななか、偶然にも正体不明の人物からのメッセージを受信した古代は、かつてのヤマト乗組員たちを招集します。そしてメッセージ調査のため、ヤマトを強行発進させるのです…
ヤマト発進!!
【さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー:主なキャスト】
〔声の出演〕
- 沖田十三:納谷悟朗
- 古代進:富山敬
- 島大介:仲村秀生
- 森雪:麻上洋子
- 加藤三郎:神谷明
- 真田志郎:野村信次
- デスラー総統:伊武雅之
- 徳川彦佐衛門/佐渡酒造:永井一郎
- 太田健二郎:安原義人
- アナライザー:緒方賢一
- 南部康雄:林一夫
- 山本:曽我部和行
- 土方艦長:木村幌
- 斎藤始:ささきいさお
- アンドロメダ艦長:辻村真人
- ズォーダ大帝:小林修
- サーベラ―:小宮和枝
- バルゼー:大塚周夫
- ゴーランド:阪脩
- ゲーニッツ:村越伊知郎
- ザバイバル:富田耕生
- ミル:市川治
- タラン:矢田耕司
- テレサ:上田みゆき
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』4Kリマスター / 2024年1月5日公開 予告[4K UHD]
★『さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー』otamaroのメローな懐想・考察など
当時、世の中を『宇宙戦艦ヤマト』フィーバーという渦の中にアニメファンを引きずり込んだといってもよい問題の作品。
1978年の本作『さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー』この作品に関しては、タイトルをみてのとおり、当時、熱狂的な視線を浴びた宇宙戦艦ヤマトの最後の作品という触れ込み(公開から西崎プロデューサーは各詩で公開していました)で、劇場へ観に行ったファンたちは、これでヤマトも終りなのだと固唾をのんで見守った最後の作品…(になるはずでしたという一言を添えておきます)
本作から、アニメ製作には定評のあった東映動画が参加していることもあって、東映動画自身ののもつ色数・色調といい美術が前作をはるかに上回っている落ち着いた仕上がりになっていることがわかります。今回4Kリマスター版でみるとその美しさが一段と引き立って見えます。しかも迫力ある音響効果として敵側白色彗星帝国のテーマを壮大なパイプオルガンを使用。また当時、世界的なデザイナーとして名をはせていた花井幸子さんが参加(森雪の衣装など)して、本作の成功のためにかなりの幅広い製作スタッフ揃えていました。
戦争大作映画を得意とした舛田利雄監督の演出により、白色彗星帝国との壮絶な死闘が、ひとり、またひとりと命を散らしていくヤマトクルーたちには胸が熱くなってしまいます。観ているほうがまじ、敵白色彗星帝国が憎らしい存在として映っていたことを思い出させます。終盤の怒涛のドラマと決死の抗戦。
壮絶なラストは予想していたものの、その作品全体からくる圧は何なのでしょうか。
当時、お友達と一緒に観に行きました。今でも覚えています。その直後の会話。
- 友「ウ~ン…。すごいっちゃけどね~感動したのだけど…うまく言えないわ。」
- 私「ウ~ン…。すごかとやけどね~感動したのだけど…うまく言えないけど肩、凝っちゃった」
- 友「ねえ、これってさあ、アニメだよね。」
- 私「そうそう、アニメなのよ。帰ったら、ヤマトにお線香あげてりん鳴らしておこう~(笑)」
- 友「ヤマトのどこが好き?」
- 私「あのヤマトのデザインとドラマかな~。それとヤマトという言葉そのものの響き…かな。デスラーってかっこよかったと思わん?~。私のなかではポイントすごくあがったちゃけど、もう終わりよね。なんかデスラーの気持ちの変化の展開が物足りんちゃんね~。」
- 友「私は音楽かな~。やっぱりかっこいいわあ♬。何か気合入るとよ!!(笑)それとデスラー総統、総統もそうとうポイント上げたよね~!?。」⇒このセリフのフレーズ、ニュアンスが理解できる人はヤマト博士号ものですww~
当時熱狂的なブームとなった『さらば宇宙戦艦ヤマト ー愛の戦士たち‐』が、私達の青春の1ページのアニメ作品であることにはまちがいありません。

▲英雄の丘で一人酒の佐渡酒造。私はなぜかこのシーン好きですね。
お勧め度👍👍👍👍👉
個人的な主観ですが、お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを
👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
【本日のおすすめ作品「さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー」:配信先】
★『さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー』(1978年、東映動画・オフィスアカデミー、151分)
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【さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー:製作スタッフ】
- 企画・原案・製作・総指揮:西崎義展
- 監督:舛田利雄
- 監督・総設定:松本零士
- プロデューサー:吉田達
- 原案:松本零士、舛田利雄
- 脚本:舛田利雄、藤川桂介、山本英明
- 音楽:宮川泰
- 作詞:阿久悠
- アニメーション・ディレクター:勝間田具治
- 助監督:棚橋一徳
- 絵コンテ:安彦良和
- 総作画監督:湖川滋(現・湖川友謙)
- テクニカルディレクター:石黒昇
- 作画監督:小泉謙三、荒木伸吾、芦田豊雄、宇田川一彦、落合正宗
- 美術設定:辻忠直
- 美術監督:勝又激
- 共同デザイン:スタジオぬえ
- 音響監督:田代敦己
- 音響効果:柏原満
- 録音:林昌平、宮内栄一
- 編集:千蔵豊
- 制作担当:横井三郎、長島正治、広岡修
- SF設定協力:豊田有恒
- 衣装デザイン協力:花井幸子
- 設定製作:鶴見和一
- 演助進行:高山秀樹
- 製作助手:山田哲久、倉内重男、斉藤晴美
- 製作進行:池上悟、竹澤裕美子
- 美術進行:鳥本武、丸森俊明
- 仕上進行:平賀豊彦
- 仕上検査:小椋正豊
- 原画:青鉢芳信、石井邦幸、泉口薫、稲野義信、及川博史、小川明弘、兼森義則、金田伊功、金山通弘、木野達児、白土武、高橋信也、角田紘一、友永和秀、広田全、正延宏三、的場茂夫、姫野美智、(安彦良和)
- 動画:石山毬緒、上野茂々子、小林敏明、加藤良子、川口栄夫、金子幸子、坂野隆雄、薄田嘉信、多田康之 服部照夫、松村啓子、平野俊弘
- トレース:五十嵐令子、入江三帆子、奥西紀美代、黒沢和子、坂野園江、若井嘉治
- ゼログラフ:酒井日出子、高橋章、戸塚友子、冨永勤、林昭夫、村松錦三郎、茂木明子
- 彩色:阿部慶子、後藤美津子、佐藤道代、関口好子、藤橋清美、古屋紀子、増川千鶴子、村田邦子、山内正子、山田純子、吉村和子
- 背景美術者:赤保谷則子 市原勝義、海老沢一男、小林祐子、下茂恵美子、松本健治、松本弘子
- 特殊効果:岡田良明、佐藤章二、堰合昇
- 撮影:相磯嘉雄、池田重好、片山幸男、清水政夫、武井利晴、高梨洋一、福井政利、細田民男、町田賢樹、目黒宏、吉村次郎、山田順弘
- 編集助手:松原千佳子
- 記録:黒石陽子
- 製作デスク:野間喜美子
- 宣伝:徳山雅也 松田郁夫、鈴木武彦 丸目卓也
- ※(当時、ノンクレジットですが宣伝協力として徳間書店アニメージュ編集部が参加しています)
- 演技事務:青二プロダクション
- 録音:アバコスタジオ
- 音響制作:グループ・タック
- 現像:東映化学
- アニメーション制作:東映動画
- 配給:東映洋画
【さらば宇宙戦艦ヤマト -愛の戦士たちー:主題歌】
ヤマトより愛をこめて(シングル盤)
エンディングテーマ「ヤマトより愛をこめて」
作詞 – 阿久悠 / 作曲 – 大野克夫 / 編曲 – 宮川泰 / 歌 – 沢田研二
挿入歌・イメージソング「好敵手」
作詞・阿久悠 / 作曲・編曲・宮川泰 / 歌 – ささきいさお、フィーリング・フリー
▲この曲をご記憶の方は、かなり、いや間違いなく超ハイレベルのお耳をお持ちのヤマトファンだと推察します(笑)。当時、この曲は、映画公開前に挿入歌として発売されました。しかし、歌は本作でも『宇宙戦艦ヤマト2』でも一度も使用されることなく、結果的にイメージソング的扱いになってしまった伝説のデスラー賛辞歌です。
この曲は、公開当時、上映の入れ替えの合間時間などを使って演奏されていた曲です。(なんとも懐かしすぎて~涙がちょちょ切れします)私、個人的にこの歌大好きです。
極めて貴重な本曲をありがたくリンクさせていただきました。
感謝の極み<(_ _)>


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