祝50年⚓目標ヤマト ヤマトシリーズ④『ヤマトよ永遠に』

迷走ぶろぐ城外港・波動ドック
🏯今日の『ヲタの迷走ぶろぐ城・波動ドック』のアニメ視聴録は、1980年に公開された長編アニメ映画ヤマトよ永遠にの配信先動画視聴からの感想・考察の投稿です。
懐かし度 🎦🎦🎦🎦
懐かし度はアイコン1個が10年周期。古いほど懐かしアイコン 🎦個数が増えていきま~す
【ヤマトよ永遠に:どんな作品の概要】
  • 作品タイトル名:『ヤマトよ永遠に』(やまとよとわに)
  • 作品公開年:宇宙戦艦ヤマトシリーズの1980年公開の劇場公開作品で、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」第6作目にして劇場用映画の第3作目となります。スタッフやファンの間では、通称「永遠に」と呼ばれています。
  • 作品監督:舛田利雄。東映動画(現・東映アニメーション)とオフィス・アカデミーで製作で公開された作品。シリーズ中、唯一「宇宙戦艦」の語がタイトルにない作品。
内容:テレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』からの続編となっていて、本作では、主人公である古代進とヒロインの森雪が、宇宙と地球で完全に離れたうえで「愛することは信じ合うことである」をテーマに地球と暗黒星団帝国との戦いを描かれています。

【ヤマトよ永遠に:あらすじ】
西暦2202年。平和を取り戻した地球が繫栄を謳歌していたのもつかの間、太陽系に巨大なミサイル状の謎の物体が接近。さらに重装備の異星人兵が地球を侵略し、あっという間に占領されてしまう。地球の危機を救うべく古代たちはヤマトを再び発進させようとしますが…。
【ヤマトよ永遠に:主なキャスト】
〔声の出演〕
  • 古代進:富山敬
  • 島大介:仲村秀生
  • 森雪:麻上洋子
  • 真田志郎:青野武
  • 山南艦長:小林修
  • 佐渡酒造:永井一郎
  • アナライザー:緒方賢一
  • スターシャ:上田みゆき
  • 古代守:広川太一郎
  • サーシャ:藩恵子
  • アルフォン少尉 : 野沢那智
 

👆ヤマト発進時に使用された挿入歌
星のペンダント作詞 – 阿久悠 / 作曲・編曲 – 宮川泰 / 歌 – ささきいさお
『ヤマトよ永遠に』・otamaroのメローな感想・考察など
本作『ヤマトよ永遠に』は、公開当時、劇場で鑑賞しましたが、一言でいうならば、とにかくヤマトの魅力を怒涛のてんこ盛りの演出でファンに楽しんでおもらおうというようなヤマト作品です。当時は、アニメも洋画もかなりのSF大作が目白押しの時代でさらヤマでの人気をもう一度といわんばかりでした。
本作の目玉は、ワープ・ディメンション方式の採用が、当時、宣伝で大々的に謳われ、映画公開までそれが何か秘密にされたことでも話題になっていました。暗黒星雲を抜けて、敵側の未知の宇宙へ突入するタイミングで、スクリーンの画面アスペクト比がアメリカンビスタサイズ(1:1.85)からシネマスコープサイズ(1:2.35)に切り変わるのです
私は、このスクリーン比率の拡大には目がテンになり、ワァ~ビックリしました。これに合わせ音声もモノラルから4チャンネル磁気ステレオになり、巻の変わり目に合わせて一挙にグレードアップする手法でした。(テレビでは絶対味わえないじゃないですか~(~o~)
この変わり目の鮮やかさと迫力は劇場でなければ、味わえないものがありました。
本作から、ヤマトに搭載されたスーパーチャージャー付の波動エンジン。この新型の波動エンジン搭載により、連続ワープが可能に~。また主砲(ショックカノン)は、エネルギーがカートリッジ化され、波動エンジンへの負荷が無くなり、連射性も向上しています。波動エネルギーをカートリッジ化した波動カートリッジ弾が開発され、主砲に装填できるようになったこと。また、全天球レーダー室が造られ、360°投影可能な球形の観測室は、ヤマトの航路測定や進路探査索敵を行う上で、航海の安全性および運航効率が向上しています。
見どころの一つとしてヤマトの戦闘アクションシーンにあると思います。それまでの旧作ヤマトシリーズ(本作も十分旧作)では、宇宙戦艦ヤマトの動きは、はっきりいって鈍重で、主砲ショックカノン発射においてもカメラ目線が水平モードで描写されていることがほとんでしたが、本作における、あらゆる角度でのヤマト攻撃が、展開されその演出は興奮しちゃいましたね。しかも、BGMは宮川泰先生の曲が、テンポよくつかわれていてスピード感アップを醸し出しています。
 肝心のストーリーは、古代進と森雪が離れ離れになってしまい、お互いの信じあう気持ちが試される展開で、敵側のアルフォン少尉が森雪を見初め次第に横やりを入れてくるようになるのです。イケメン風だけどちょっと暗いなあ~。でも、声をあの野沢那智さんが演じているのはいけないわ~。わたしだったらもうだめね!昇天してしまいます~。
激しさを増していく中で、ヤマト艦長山南も…第一艦橋艦長席付近が被弾!!「何をしておる!部品が壊れただけだ‼…古代…、青い地球が見える、先に帰っているぞ…」こりゃまた激しい戦死!!
全体的には、イスカンダルのスターシャと古代守の愛娘、サーシャが作品の象徴的存在として最後に描かれ、なかなか爽やかな感動といったほうが良いでしょう。なかなか良い出来のヤマト作品だと思います。
布施明さんに、岩崎宏美さん、ささきいさおさん、みなさんやっぱ歌がうまいのよね~👏
それにしても当時、本作を劇場で観て、老いてもまだ覚えていること。それはシリーズ作の森雪のキャラ人気の高さです。ラスト、古代と雲の上で再会(イメージ)のシーンと、森雪が英雄の丘の前で愛する古代進の帰りを待つシーン(史上最高の森雪の笑顔・リメイク作を含めて最高のシーンだと思います)、ここぞ、この瞬間を待ってましたといわんばかりに、多くの観客がシャッターを切っていました~Σ(・□・;)(この時の異様にもみえた激写シーン)。これなんですよ、当時はネットだって普及していない時代、なんとか雪の最高のショットをその手に収めたいと熱いファンに支えられてきたのが、宇宙戦艦ヤマトの魅力なのだと思います。中学生の頃にヤマトを見始めてから、本作初見鑑賞のころ、推定年齢で20歳。(笑)
 お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉1個は1点ね
個人的な主観ですけどご参考までに
【本日のおすすめ作品「ヤマトよ永遠に」:配信先
『ヤマトよ永遠に』(1980年、アカデミー・東映動画、149分、)
配信サイト
【ヤマトよ永遠に:製作スタッフ】
  • 原作:松本零士、西崎義展
  • 製作・総指揮:西崎義展
  • 監督:舛田利雄
  • 監督・総設定:松本零士
  • 助監督:棚橋一徳
  • 脚本:舛田利雄、山本英明、藤川桂介
  • 絵コンテ:白土武、遠藤政治
  • SF設定協力:豊田有恒
  • 音楽:宮川泰
  • プロデューサー:吉田達
  • チーフディレクター:勝間田具治
  • 総作画監督:宇田川一彦
  • 作画監督:高橋信也、金田伊功
  • メカニックデザイン:辻忠直、板橋克己
  • キャラクターデザイン:宇田川一彦、高橋信也、白土武
  • 撮影:片山幸男、菅谷信行
  • 編集:千蔵豊
  • 配給:東映洋画
  • 公開:日本 1980年8月2日
  • 上映時間:145分
  • 製作国:日本
  • 主題歌:愛よその日まで/布施明
【ヤマトよ永遠に:主題歌】


愛の生命
作詞 – 山口洋子 / 作曲 – 浜田金吾 / 編曲 – 戸塚修 / 歌 – 岩崎宏美

「銀河伝説」
作詞 – 阿久悠 / 作曲 – 宮川泰 / 編曲 – 川口真 / 歌 – 岩崎宏美
この曲は、上映の幕間(暗転状態時)の館内BGMとして使用されました。

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