劇場アニメ『ルパン三世 ・ルパンVS複製人間』

迷走ぶろぐ城内・盟友るぱんの館
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🔶「ヲタの幻想ぶろぐ城」・盟友るぱんの館の視聴録の一作は、1978年公開の劇場映画『ルパン三世 ・ルパンVS複製人間』です。
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【ルパン三世 ルパンVS複製人間・どんなアニメ作品?】
  • 作品タイトル:『ルパン三世 ルパンVS複製人間』
  • 作品公開年:1978年に公開された日本のアニメ映画です。劇場映画第一作です。
  • 原作者:モンキー・パンチ。
  • 作品監督:吉川惣司。原作のアニメ『ルパン三世』の劇場映画第1作である。
内容:賢者の石を巡る争奪戦を機に、ルパン三世と自らを神と名乗る謎の人物・マモーとの対決を描く。
【ルパン三世 ルパンVS複製人間・あらすじ】
ルパンの処刑されたという報を聞き、遺体が眠る場所へと駆けつけた銭形警部。ところが、死んだルパンは偽者であり、本物のルパンが姿を現したことで、再び逮捕を決意します。ルパンの次の目標は、ピラミッドに眠る賢者の石だ。上手く盗み出すことはできたが、その日を境に、何者かに命を狙われていきます…。
【ルパン三世 ルパンVS複製人間・キャスト】
〔声の出演〕
  • ルパン三世:山田康雄
  • 次元大介:小林清志
  • 峰不二子:増山江威子
  • 石川五ヱ門:井上真樹夫
  • 銭形警部:納谷悟郎
  • スタッキー特別補佐官:大平透
  • 警視総監:富田耕生
  • ゴードン:柴田秀勝
  • フリンチ:飯塚昭三
  • 科学者:村越伊知郎
  • 職員:嶋俊介
  • 警官:宮下勝
  • マモー:西村晃
  • エジプト警察署長:三波春夫
  • 大統領:赤塚不二夫
  • 書記長:梶原一騎

【ルパン三世 ルパンVS複製人間・るぱんさんちゃーんのメローな感想、考察など】
『ルパン三世 ルパンVS複製人間』は、1978年12月16日に公開されたモンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』の劇場映画の記念すべき第1作。当時、前年1977年にあの『宇宙戦艦ヤマト』が劇場アニメとして公開され爆発的なヒットとなった翌年に公開されました。私は友人たちと本作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』を観に行きました。この年、ルパン三世のTV第2シリーズも、人気があってワクワクしながら観に行ったことをよく覚えています。
 結論から言って、本作友人たちも皆揃ってやっぱりルパンは面白い!!』である。
ルパン三世と、自らを神と名乗る謎の人物マモーとの、賢者の石を巡る争奪戦なのだが、当時放送中だった『TV第2シリーズ』の幅広い年齢層向け作風とは異なっていて、『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』(以下、『TV第1シリーズ』)初期の作風に近いもの。『TV第2シリーズ』は、わかりやすく言えば、面白いけど、お茶の間向け志向の演出だったのだが、この劇場版はアダルトな雰囲気で、キャラクターデザインもグッと大人向けなっている。私は、本作は何度もみていますが、本作を見たことのない方にも一押しできるくらいの作品に仕上がっていると思います。
現在では『カリオストロの城』と並んで人気の高いルパン作品となっている。
本作の特長はなんといっても、ルパンをはじめ、キャラクターが、原作に近いのである
  • ルパンはとにかく色好み、短気で、負けず嫌いに描かれる。どのシリーズでもルパンは女好きではあるが、テレビシリーズでは対象年齢が低いせいか、スケベという言葉で総括できる程度の表現になりがちだ。しかし、本作での彼の行動は、間違いなくセックスを望んでいる。ルパンが求めているのは楽しいデートではなく、激しく濃厚な一夜だ。
  • ルパンの本業は泥棒だ。理由はない。女も欲しいから取るだけ。不二子も同じだ。美しくセクシーだから彼女とセックスがしたい💛そして難易度が高ければ高いほど何としても盗んでやる、と燃え上がる。適役であるマモーは、ルパンシリーズ中、かなり最強!!。そのマモーから不二子を奪い返す。これがルパン三世だ。次元がマモーにはとても叶わないとみて撤退を勧めても、彼はその障壁の高さゆえにより一層挑まざるを得ないのだ。 ルパンの頭の中には、不可能という文字はないのだ
  • 次元は、一番の大人。この人は最も普遍性が高いキャラなの。石川五エ門は、シリーズごとに微妙に解釈が変わる。ストイックなのは共通だが、2枚目、かっこいいという表現が似合うキャラに描かれることも多い。ルパンがひょうきんに描かれるとそのカウンターとしてハンサム化が進むのかもしれない。本作での彼は、少々気が短いキャラに描かれている。好色でお調子者のルパンと衝突する構図はどのシリーズでも見るが、本作では次元vs五エ門の衝突が描かれているが、これは結構珍しい。
  • 不二子はとにかく利己的で常に裏切るというより、最初から自分の徳を考えて行動している。欲しいものは欲しい。しかしルパンと全く違うのは、欲しいものを手に入れるのに他人を利用する。本作の不二子は、快楽を求める短絡的な女性としても描かれています。ラストシーンではキスの途中でミサイルが飛んでくるが、それでもルパンを離さない~。私には不二子がいつも可愛く見える。シンプルであることはやはり魅力的だ。 
  •  銭形警部だ。彼はどのシリーズでもしつこくルパンを追い続けるが、本作では特にしつこい。ルパン逮捕のためなら警察機構から退くことも辞さない。総括した意見としては、本作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』は、とにかく演出が上手い!。本作はわずか101分、映画としては短いほうとは思うのですが、2時間半くらいの作品を見たような感じがします。難しいことを考えずに楽しめるのが、ルパンシリーズの楽しさだ。
 本作、何度観てもけっこうおもしろい。スペシャルおすすめ
 ラストED、三波春夫さんが唄う♬『ルパン音頭』も楽しいねエ~ 
お勧め度👍👍👍👍👍
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
【本日のおすすめ「ルパン三世 ルパンVS複製人間」・配信先】
ルパン三世 ルパンVS複製人間』 (1978年、東京ムービー新社、101分)
配信サイト
Netflix 見放題
配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【ルパン三世 ルパンVS複製人間:製作スタッフ】
  • 製作:藤岡豊
  • 原作:モンキー・パンチ(双葉社刊)
  • 監督・演出・絵コンテ・キャラクターデザイン:吉川惣司
  • 脚本:吉川惣司・大和屋と吉川の連名であるが、実際は吉川一人の執筆である。
  • 監修・メカニックデザイン:大塚康生
  • レイアウト:芝山努
  • 作画監督:椛島義夫、青木悠三
  • 美術:阿部行夫
  • 撮影監督:黒木敬七
  • 編集:相原義彰
  • 録音:加藤敏
  • 音楽:大野雄二
  • 選曲:鈴木清司
  • 製作補:郷田三朗、片山哲生
  • 作画:アクト、スタジオルック 、マジックバス、オカスタジオ、スタジオメイツ、スタジオ・ライブ、OHプロダクション 、T・A・F
  • 動画チェック:大武正枝
  • 美術助: 野谷顕次、門野真理子
  • 背景:椋尾プロダクション 、アトリエリーク、小林プロダクション 、アトリエロビン 、カブトムシ工房
  • 色指定:萩原政司
  • 仕上:イージーワールド、スタジオライフ、スタジオタージ、グループジョイ
  • 撮影:萩原享、森田俊昭、小野聰、鳥越一志、橋谷誠一、桜井好已、山口久子、鈴木武弘、清水正幸、熊瀬哲郎
  • ネガ編集:鶴渕充寿
  • 効果:橋本正二(宮田音響)
  • 整音:原聡
  • 挿入歌:「ルパン音頭」(テイチク・レコード)
作詞:モンキー・パンチ / 補作詞:中山大三郎 / 作曲・編曲:大野雄二 / 唄:三波春夫
オリジナルサウンドトラック :「ルパン三世 ルパンVS複製人間」
  • 録音スタジオ:アオイスタジオ
  • 現像:東京現像所
  • 制作進行:矢島和昭、春田克典
  • 制作担当:池田陽一
  • 制作宣伝:P&M
  • 制作協力:東北新社
  • 連載誌:週刊漫画アクション、パワァ・コミックス(双葉社刊)
  • 配給:東宝株式会社
  • 製作:東京ムービー新社、日本テレビ(クレジット無し)

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